腎がん 特徴 50〜60代の人に最も多く見られるがんです。たばこは危険因子とされ、男性は女性の約3倍の発生頻度と言われています(全体の発生率は10万人当たり2.5人の割合)。特定の遺伝病(von Hippel-Lindau病など)や人工透析を長く受けている人も腎がんを合併しやすいと考えられています。
症状 自覚症状がない状態での血尿(肉眼的血尿)が最も重要な症状です。腫瘍が大きくなると腰痛や、お腹に腫瘤を触れるようになります。その他、発熱、貧血、食欲不振、倦怠感、体重減少などの症状が現れる場合があります。腎がんは静脈に進展しやすく、血管を伝って肺や骨に転移します。
当院の
検査
尿検査(血尿の有無)、血液検査(貧血、腫瘍マーカー)、超音波検査、静脈から造影剤を点滴し、腎臓から腎盂や尿管に排泄される様子を数回に分けてレントゲン撮影する排泄性腎盂造影血管造影などを実施しております。